設立趣旨書

1.趣旨
 私たちは5年前よりスマートレイクという任意団体において、諏訪地域における「マルチメディアによるまちづくり運動」を進めて参りました。この運動は「市民・企業人・行政・学者・研究者が合い集い、市民主導型のマルチメディアによるまち創りを推進し、諏訪圏域の活性化に貢献する。」を合い言葉に(スマートレイク宣言)活動展開を続けております。
 その中で情報を切り口としての提言活動や、地域の情報リテラシーの向上(パソコン教室など)に関する運動、そして昨年度は「シニアネットすわ」(シニア世代を対象とするネットワーク事業)をスタートする事が出来ました。
 さて、ここで行政のパソコン事情に目を向けてみますと、政府の市民に対する情報活性化支援により、各自治体でもいよいよ大規模なパソコン教育が行われ始め、今や情報の利用は市民の生活になくてはならない存在になって参りました。
 しかし、現在の社会情勢を考えたとき、多くの情報弱者が存在する事も事実ですし、社会システムを変えていく必要もあるように感じられます。地方分権の動きなど、大きな社会システムの変貌は、地域色を持ち、「地域を住民が作っていく」という構造改革に力点が置かれなければいけないと感じます。
 マルチメディアによるまちづくり運動での今までの成果は、夢のある人材が世の中にアピールする事によって多くの共感者を作る事ができたこと。地域への貢献によって地域を愛する多くの方々と広く、安く交流できた事。などですが、この運動をより広め、活き活きとした地域を作るために活動していこうと考えております。
本会は、上記の目的を達成する為に次の非営利事業を行います。
  (1)地域における情報ネットワークの普及啓蒙
  (2)地域に対する電子コミュニティー作りを目指した取り組みの支援
  (3)情報リテラシー教育及び支援
  (4)情報通信技術を用いた各種プロジェクトの実施
  (5)諸団体との交流・連携の促進
  (6)その他、本会の目的を達成するために必要な事業
活動を推進する中で、地域住民、また行政、地域企業、学校等との協力協同が不可欠なものであり、本会がNPO 法人となり社会的な認知を受け、今まで以上に活力ある団体として歩んでいきたいと思います。
2.申請に至るまでの経過
平成13年4月23日(月)スマートレイク理事会にてスマートレイクのNPO 法人化への方向が了承される
平成13年5月13日(日)スマートレイク総会にてスマートレイクのNPO 法人化への手続きの方向が決定される。
平成 13年 5月 13日
特定非営利活動法人スマートレイク
設立代表者  氏名 小口 武男